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無観客でもスターはスターや!

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WWE年間最大のビッグマッチ、Wrestle Maniaがコロナウイルスの関係で無観客で開催されることになりました。

 

ちょうど自前の育成施設であるWWEパフォーマンスセンターがあるということで、急遽そこで無観客のWrestle Maniaを配信することになったWWE。

もちろんもともと行う予定だった会場の会場費はとうの昔に払っているだろうし、セットだってもう出来上がっていることだったでしょう。それらの費用や当日入ってくる予定だった入場料、グッズの売上等々考えると、いくら自前の施設で使用料無料と言っても全然割に合いませんよね。

といいつつ、ここにあわせてWWE Networkの1ヶ月無料キャンペーンを差し込んでくるあたりはWWEもしたたかだなぁと思います。

 

 

で、今日はそんなお金の話じゃなくてですね、いま途中まで見てるWrestle Maniaの感想なのです。

 

 

 

無観客試合ってきっと誰しも経験のないジャンルだと思うんです(アントニオ猪木とタイガージェットシンと馳浩は除く)。

 

その特異な環境の中で最高のパフォーマンスを見せるにはどうするべきなのか。

きっとWWEのスーパースターズは色々考えて試合に臨んでいるんだと思います。

 

もちろんクレイティブチーム(撮影とか配信をやっているところね)からは、ここのカメラがメインだから立ち位置はここね、とかいう細かい指示も出ていると思うんです。

 

それでもやはり、経験の差が試合に出てくるなぁと思うわけです。

 

たとえばでかい会場でもガンガン試合をやっている、押しも押されぬスーパースターたちは、やはりどれだけお客さんが少なくても、無観客であっても、自分の今やるべきことをちゃんと理解して、現状に合わせてちゃんとやれるんですよね。やっぱり、無観客でもスターはスターなのです。

 

一方で無観客だとわかっていても、いつものようにお客さんに対してアピールするような行動がついつい出てしまうレスラーもいるんです。
これは単純に持っている引き出しの多さ、これまでやってきた経験の差なのかなと思うわけです。

同じ一軍と言ってもこういうところに差が見えるんですよねぇ。

 

 

このウイルス騒動が一体いつ収まるかわかりませんが、今回の副産物として無観客試合(配信)のノウハウは残されると思いますし、無観客という形式は今後も何らかの形で残っていくんだと思います。

あまり喜ばしいことではありませんが、こういう経験をすることでまたひとつ業界も、レスラーも、そしてお客さんも成長をするんだろうなぁと思うわけです。

 

 

 

でも、やっぱりWrestle ManiaのオープニングはAmerica the beautifulの大合唱が見たかったなー。

来年は絶対にでっかいアリーナでやってほしいなと切に願います。

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